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赤貝
以前は庶民的でしたが、近代では夏のアワビにも匹敵する高級貝となってしまった赤貝は、名前の通り赤い身をした貝ですが、この色は血液成分のヘモグロビンが多いためからなのです。ちなみに、英語ではブラッディクラム、すなわち血色のハマグリと言われています。国内の主な産地としては、陸奥湾、仙台湾、東京湾、伊勢湾、瀬戸湾、有明湾などが有名ですが、最近では韓国、中国からの輸入も盛んに行われており、現在では国内産の赤貝の流通量は、全体に1、2割に過ぎないと言われています。殻の表面に走る放射状の溝が特徴で、この貝殻は薄手で壊れやすく、地元ではこれを「こわれ」と呼び、割安で買えるのです。赤貝は3年で成熟し、その後は成長も鈍りがちになるため、3年ものの10cm前後の大きさが一番美味しいと言われていて、美味しく食べる為の条件としては、生きたモノを使うこともお忘れなく!殻は蝶番の近くに貝割りをこじ入れて開け、壊れやすい貝殻ですが、それは気にせず、なかの身を傷つけないよう気を付けてください。取り出した身からヒモを切り取り、身を切り開いて内蔵を取り除き、ヒモは身と同じに生食できます。
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